妊婦さんこそDeNAのメディア閉鎖について良く知っておこう
皆さん、こんにちは。ひょうきんママ(仮)です。
今日はちょっと真面目モードな記事になります。
現在絶賛炎上中のDeNAメディア閉鎖問題に関連した内容です。
一気に流れを知るならこの記事が分かりやすいかもしれません。
今回の一件についてはすでにさまざまなメディアで取り上げられているためあえてここで詳細に説明することは避けますが、私はこの問題を深刻に捉えています。
なぜなら、妊娠・育児に関する情報を扱うメディアでも同じようなことが行われている可能性があるからです。
まずはこちらのブログをご覧ください。
幸いこの方が運営されている「ニンプス」というサービスでは医師の監修をしっかりつけられているようですが、DeNAの問題を受けて、こうやってきちんと情報を公開されているメディアやサービス以外の情報は基本的に信用しないほうが良いと思います。
だって、どんな素人が想像で記事を書いているかわからないんですよ……。
ちなみにまともな医療従事者なら一般人向けでもエビデンスを明確にして情報を提供しています。
一般人が医療に関する記事を書くなら、なおのこと綿密な取材やエビデンスによる裏付けが必要なことは言わずもがなです。
妊娠された方は母親学級などに顔を出す機会があると思いますが、ちゃんとした病院や先生なら、学級中に使われる資料のなかに文献や医師の監修を受けた本などの出典を明記します。
逆に言えば、そのエビデンスがないということは信用できないと思って差し支えないと思います。
ちなみに私が検診で通っている病院では、母親学級を担当してくださった産婦人科の先生が「自分が妊娠したとき、自分も一人の妊婦としてネットでいろいろな情報を検索したことがあったが、それぞれ言っていることが違いすぎてまったく当てにならなかった。」とおっしゃっていました。
その先生は資料のなかできちんとエビデンスを明記しておられました。
とはいえ、実は私もこれまで妊娠管理アプリをいくつか使っていました。
無料だし、手軽だし、予定日までの日数をカウントしたりちょっとした情報を検索するのに便利だったからです。
でもこれを機に一部のアプリを使うのはやめようと思っています。
今後使うとしたら、現時点で信用できるとわかっている「妊婦手帳」くらいでしょう。
このアプリは医師の監修を受けているようです。
その旨を明記したポスターが貼ってある産院もありますし、私の場合は助産師さんから直接オススメされました。
少なくとも現時点ではもっとも安心なアプリだと思います。
もちろん、もっとも良いのは第三者がまとめた情報に頼らず、自分の足でドクターに相談に行ったり論文を読んで勉強することなのですが、全ての人がそこまでする余裕を持っているわけではありません。
それならせめて信用できる第三者の手でまとめられた情報にアクセスするほうがまだリスクが低いと言えます。
特に妊娠はいつ何が起きるか分かりません。
自己判断で解決しようとして、後から「やっぱりあのとき病院に行っておけば良かった」と思っても遅いのです。
今後はこの一件によって間違った情報やそれを何の躊躇もなく提供する事業者が淘汰されていくことを祈るばかりですが、同時に妊婦さんもこの一件を通じて「信頼できる情報元」を見極める目を少しずつ養う必要があるでしょう。
それが自分の身と生まれてくる赤ちゃんを守る術だと私は思います。